일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おりき

三好十郎の仕事 第二巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면

아오조라 문고

君達が劇団苦楽座を結成したのも、結局は君達がそれを感じて立ちあがった姿であると僕は見た。大いに、よしと思った。さすがに丸山定夫であり、徳川夢声であり、高山徳右衛門であり、藤原鶏太であり、八田尚之であると思った。つまり君達を立ちあがらせたものは、演劇文化の「兵士」としての意識だと僕は思ったのだ。

ところが、この「兵士」達は立ちあがるや、いきなり、各自が幾分ずつ大将になろうとしはじめた。つまり、スタア意識で動きはじめた。また、この「兵士」達は、立ちあがるや、いきなり、いくらかずつ各自の「稼業」の暇々に、そして大多数の稼業の暇々が好運にも一致した時だけ「戦さ」をしはじめた。つまり、各人が映画その他で稼ぐ暇々に芝居をすると言う事をはじめた。また、この「兵士」達は立ちあがる時に「戦死」の覚悟の代りに、どう転んでも、絶対に戦死の心配はないと言う「安心」をいくらかずつ抱いた。つまり、苦楽座がもし失敗すれば、いつなんどきでも稼業の映画その他に舞い戻ればよいのである。

それを見ていて、僕の心には、次第に疑問が生れ出した。この様な兵士達にホントの戦さが出来るであろうか? つまり、今日本が必要としている高い演劇を末永くやって行けるだろうか? この様な「兵士」