후리가나로 읽는 일본 고전
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면
に出発して演劇の世界に入り、努力しても、経済的な窮乏のためにそれが続けられなくなって演劇を捨てざるを得なくなって行った人達が随分ある。その事実を僕は認める。
「だから、自分達は生活の道を他で立て……云々」と君は言う。「だから」以後を僕は認めない。ばかりでなく、その様な話の運び方は、サギを烏と言いくるめて、自分自身の虫の良い量見を弁護しようとする態度だと思う。なぜか?
この場合も、事実がこれを証拠立てる。君が挙げている、これまでの新劇団なり新劇人達が「自分達を守るためにはこれで以て食って行かなくてはならぬ」と思い、腹をきめ、真剣に挺身したことがあるか? 僕は無いと思う。いや、思うでなしに、事実無かった。
たとえば、君が実例としてあげている曾ての築地小劇場にしろ、それから新築地劇団にしろ、新協劇団にしろ、その最盛期に於てさえ、劇団全体としても成員の個々人にしても、たとえば歌舞伎の人達や新派の人達や前進座の人達や新国劇の人達、更にムーランルージュ一座やエノケンやロッパに較べてさえも、挺身の度合いは低くかった。その事実を細かに具体的に述べよとあらば述べるだけの資料に僕は事欠かぬ。