일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みうらうえもんのさいご

三浦右衛門の最後

菊池 寛

菊池 寛의 三浦右衛門の最後(みうらうえもんのさいご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,999자 · 14화면

아오조라 문고

しかしなんといっても、先代の仁政に対する感謝がどこかに残っている。その上に美しい少年で落人の身である。老人は当然子供に手込めになっているこの男に同情して、やにわに子供たちを叱り飛ばした。これは自分の子供が他人と交渉を開いた時に、理非曲直を問わず子供を叱り飛ばす今の親たちの取る手段と同じである。少年は恥と憤りとの交じった顔付きをして起き上がった。その時には子供たちは復讐を恐れて十間も向うの丸葉柳の下へ集って逃げ支度をしていたが、村の若者が五、六人ばかりその代りに少年を取り囲んだ。いちばん前に出て少年の顔をじろじろ見ているのは、弥惣次というて落人狩りを専門にしている男である。この男は戦争があるという噂を聞くと、いつも村中から、また隣村から仲間を狩り集めて出かけて行って、どさくさまぎれに略奪をやったり、落人に槍をつけたりした。今度も出かけて行くはずであったのだが、一月ほど前に負傷をしたのが癒えないので、今でも左の手を吊っている。彼は先刻から少年の腰の物の値踏みをしているのだ。それは黄金作りの素晴らしい品物である。彼は今まで二、三本の太刀を泥棒したが、作りだけでも金三、四十枚に当る代物は、いまだかつて見たことがなかったのである。