후리가나로 읽는 일본 고전
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シャンハイのじゅうめん
上海の渋面
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 上海の渋面(シャンハイのじゅうめん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,959자 · 16화면
群がっている。荷物をさげた人でもあろうものなら、一時に多数押寄せて来て四方から荷物に手を出し袖を引張る。客がそれらを払いのけて一人を選べば他の者等は直ちにけろりとして一抹の未練気も示さない。選ばれた一人は、客を車に乗せ梶棒を上ぐるや、梶棒の向いた方向へ真直に走り出す。車上から右とか左とか、足を踏みならしながら指図する客も屡々見受けられる。それらの苦力の感情の動きについては、外部からの窺※(「穴かんむり/兪」、第4水準2-83-17)は不可能である。
この苦力等のうちの、更に最も貧窮なのは、上海に流れこんでる窮民たちである。彼等は一日一弗(上海通貨の)で黄包車一台を親方から借りる。三四人組んで一台借りるのもある。稼ぎがよければ一弗余の収入になることもあり、悪ければ僅か数銭だという。
この難民区は悲惨を極めている。北停車場の南にある英警備区域内のそれは最も惨めで、空地にテントほどのアンペラ小屋を立て並べ、屋内も寝所だけどうにか作っただけの土間で、一つの小屋に三家族も同居してるのがあり、女子供ばかりの家では屑拾いをしている。アンペラ小屋の間の通路は漸く人が通れるだけのもので、雨が降れば泥水が溢れる。