후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅうとめとよめについて
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(しゅうとめとよめについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,148자 · 31화면
私は幼い時から私の郷里などにそういう無智な姑の少くない事を見聞しており、また一般に温厚な嫁ほどそういう姑の下にあって人の知らない多大の苦痛を忍んでいることを知っているので、姑に対する新聞紙の報道を誇張だとは思わない。
また妻という人は新聞紙に由れば普通の教育もあり、常識もあり、良人との仲も睦まじく、所帯持も好く、快濶ではないが優しい中に熱烈な所のある婦人で、芸術上の希望を満たしたいために女優として立つに至ったのも良人との相談の上であって、夫婦の間に決してそれが突飛な問題でもお転婆な行為でもなかったのである。これは今日の女子教育の程度から見て工学士の妻として恥しからぬ婦人であることは誰も同意するであろう。普通ならば学士の妻となったことに甘んじて尋常な一生を送る若い婦人が多い世の中に、更に物議の多い女優となって新しい芸術に何ほどかの貢献をしようとする熱心と勇気とを思うと、むしろ多数の学士の妻の中にあって得やすからぬ健気な婦人の一人であるといってもよい。
若い夫婦は良人の任地である横浜に住み、老父母たちは神戸に住んでいたが、姑はおりおり夫婦の家に来て滞在しながら良人の留守に嫁に小言をいい、良人に対しても嫁について讒訴とも見るべきことを言うのであった。