후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅうとめとよめについて
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(しゅうとめとよめについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,148자 · 31화면
即ち物を食べていながらこの事に熱中しがたくて食べている物の味を享楽することが出来ないような状態である。何事も沈滞していて中心となるまでに焦点を作らない状態である。それが人間の根本欲求と分裂している病的な状態であることは人間がその状態に満足しないのみか、それを不純、怠惰、卑怯、姑息、頽廃、堕落というような自覚を以て自ら憎悪し、自ら愧じ、自ら苦み、自ら出来るだけそれを脱しようとして焦燥るので明かである。
今一つの病的な状態がある。しばしば無用または有害な或一事に生活の中心が集まりやすいことである。例えば女が低級な名誉心――栄誉心――を中心として常に行動するような場合は決してそれが女自身の上に真実の幸福を持ち来さない。かえって女自身の生活を人間の根本欲求に反して不幸に導くものである。こういう場合には人間の本務を標準としてその悪性な中心要素を批判し、それを一掃して、他の必要有益な中心要素の起伏する堅実な生活状態に就かねばならない。
私は母となった時に初めて母としての実際生活が私の上に新しく創造されて来たのを経験した。そうして自分の子供を育てることに私の注意が集る度ごとに其処に母性が私の生活の中心要素となり、私の自我の全部を統率しているのを経験した。