후리가나로 읽는 일본 고전
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うぶやものがたり
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(うぶやものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,383자 · 233화면
そうして最近に及んで遅れ馳せに暴利取締令を出したり、全国にわたって十石以上の貯蔵米を申告させたり、御用商人に托して外米の輸入を計ったりしたような事が、かえって一層米価の暴騰を激成する結果となりました。
寺内内閣はこうして自己の秕政に気附かず、反対に首相寺内氏は政綱として常に善政主義を唱え、国民の物質生活には自給自足主義を以て楽観し、お門違いにも文学者の思想を危険視してその方面の出版物に発売禁止を濫行し、露西亜の過激派を憎んでチェック軍と共に征討の兵を浦塩に出すようなことをしながら、自国の民衆の無産階級から一種の過激派的暴動を突発するに到るような危険状態の原因を寺内内閣自身が醸成しつつあることに想い到らなかったのでした。
食糧騒動が突発して燎原の勢で拡大するに及んで、一方に軍隊の力を以て民衆を威圧すると共に、倉皇として穀物収用令を出したり、富豪の義金を促して内外米の廉売を初めさせたりして、当面の食糧不足を救済しようとしているのですが、最後には民衆に向って兵力を用い、併せて一種の「施し」である慈善行為の中に一般民衆を乞食扱にする政治が、どうして寺内氏の口癖のような善政といわれるでしょうか。