후리가나로 읽는 일본 고전
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うぶやものがたり
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(うぶやものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,383자 · 233화면
て虚栄心の満足のために慈善家ぶって寄附することは、決して称揚すべき行為でなく、またその少額の喜捨が――たとい貧者の一灯という、美くしい讃辞があるにせよ――現代においては、最早何ほどの社会的効果をも挙げ得ないものであると考えているのでした。
しかるに計らずも、このたびの食糧騒動の促した各都市の救済行為が、私の持説に裏書をしているように思われます。
皆さんのお見受けの通り、このたびの救済行為は在来のに比べるとやや大仕掛であって、各都市はそれに補給されて内外米の廉売を盛に実行しております。そうして、それらの寄附者の主なる人たちには、一つの婦人慈善団体も加わっていないのです。百万、五十万、二十万というような大きな額のは勿論、一万、二万という額のものは悉く富豪階級における男子たちの名に由って提供されております。
こういう巨額な寄附をしてこそ慈善行為も現に見る所のように、その効果を最も顕著に挙げることが出来ます。現代の慈善はかつて私が救世軍の慈善鍋を評した時にも述べたことですが――多くの労力を掛けて零細な金銭を集めるような迂闊な手段に由って為されるのでなく、不当利得を常態として、民衆の労働価値の大部分を自家の私有財産に組み入れている大資本家階級から、今度のように必要に応じて、一挙して数百万乃至数千万円を醵出する事で