일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うぶやものがたり

与謝野晶子評論集

与謝野 晶子

与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(うぶやものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,383자 · 233화면

아오조라 문고

即ち人間が家族的乃至民族的というような関係に由って小さく結合する事は、それが内に向って鞏固であるほど、それだけ排他的精神が強く働き、従って社会的人類的の大きな結合が困難になるという議論です。私はこの議論に敬服します。家族制度の精神は一種の小さな党派根性です。他と自分とを水と油の関係に置いて分離し、新理想主義の極致たる、世界人類を以て連帯責任の共存生活体と見る精神と相容れないものです。家族制度の排他思想を最も露骨に示すものは、貴族や富豪の家屋が塀を高くし門を堅くして、他に向って小さな城塞にひとしい威圧を示さなければ満足しないのでも見ることが出来ます。彼らはその家屋と庭園とを公開して民衆と共に楽もうとするような新理想主義的な雅懐を持っていないのです。また家族制度の下に家系に繋がる特殊の栄誉を世襲する彼らは、祖先の美名と現在の爵位とを誇示して、他の一般民衆と分離し、幾段か高い名門貴種の人であることを是認せしめようとします。みすぼらしい家屋に住んで、平凡無能な祖先しか持たず、その上に何らの社会的地位もない私たち大多数の無産者に取って、最も頑固な家族制度の中に旧式な生活を維持している大華族や大富豪ほど四民平等的の親みを持ちがたい者はありません。