일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よにでるまで

世に出るまで

坂口 安吾

坂口 安吾의 世に出るまで(よにでるまで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,557자 · 15화면

아오조라 문고

という本だ。これが私の小説を読んだ最初の本だ。次に芥川、次に谷崎諸氏の本を無理に読まされ、谷崎さんの「ある少年の怯れ」というのを雑誌でよんで(雑誌だったと思う)大そう感心したように覚えている。

少年時代の私は、学校というところはスポーツを習うところで、学問の勉強なぞは自分の縄張りではないときめこんでいた。そこで授業時間は全部といっていいほど休んで、天気のよい日は海辺で、雨の日は学校の隣りのパン屋でねころんでいた。授業時間が終ると学校へ行って柔道や陸上競技を習う。柔道場には柔道の先生以外は来ないから安心だが、陸上競技の方は校庭のことでいつ諸先生とぶつかるか分らないので気がとがめたが、ランニングシャツにスパイクはいて、逃げるには完備した姿であるから心配はなかった。

全然学校を休んでいたのだから小説なぞ読みそうなものだが、およそ読んだ記憶がない。ただボンヤリして、いくらかセンチのような気持をもてあましていた。われ泣きぬれてカニとたわむる、というような日常であったわけだが、その啄木を読んだのすら中学五年ぐらいになってからだ。

全然ボンヤリ学校を休んでいたわけでもなく、勉強のキライなのが六人あつまってクラブをつくり、六花会と命名して小倉百人一首の練習をやった。