일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

「本当によく来て下さいました。屑のようなものだけれど、こうして日本でみるとなつかしいもんですな。――ハルビンにいたときの記念品みたいなわけで……」

さっきの若い女のひとが、お茶を運んで来た。細君の妹ということだった。やがて、

「どうも、失礼いたしました。つい、手まわしが下手だもんで……」

そういいながら、あっさりと木綿の白地の単衣を着た細君が買物から戻って来た。その細君をみて、伸子は、妹という若い女との対照をつよく感じた。細君は小柄なひとであった。しまった浅黒いからだで、小じんまりした顔の造作のなかに、二つの眼がからだの小ささに似あわしくないつよい光をもっていた。愛嬌がよくて、声を立てて笑うのに、その二つのつよく光ってる眼の中は笑わなかった。伸子は、その笑わない眼が無視できなかった。自分だけは、姉とちがって薄紫の銘仙の単衣を着て、人絹であるけれど華やかなアマリリスの花のついた帯をしめ、大柄なからだのぼってりとしたしなやかな重さを一つ一つの動作につれて自分でもたのしんでいるような妹というひとのどこかゆるんだとりなしは、つつましくまめな主婦の気分で統一され、それを意識している姉とひどくちがった。