일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

「秋刀魚」の詩で有名な詩人は作家の経済事情が文学を沈滞させると、原稿料問題を新聞にかいた。それに反対して、原稿料の問題だけが文壇と文士を沈滞させているのではない。文士が余り常識的で平穏な日常生活に腰をおろしすぎてしまったからだ。人生への冒険の気魄を失ったからだ。そこを考え直さなければならないと、小坂村夫が書いた。それはつい先頃のことであった。しかし、そういう小坂村夫自身は、彼自身の人生と文学とを冒険させる機会を発見することに熱心であるとも見えなかった。無産階級文学の理論にたいしても昔ながらの芸術性をいって、相川良之介のように条理にたって、玉は砕けるが、砕けない瓦、文学の母胎としての民衆を信じるとはいわなかった。相川良之介が、東京の炎暑の夜を徹して涎をたらしつつ、手をふるわせつつ、透明になった神経の力を奮いあつめて最後の幾行かをかいているとき、小坂村夫は、日光かどこかの涼しい湖でマス釣りをしていた。「マス釣り」という随筆が、相川良之介の葬儀と前後した日の新聞に出た。盛夏になればマス釣りもなどと、それは小さな安定におさまった人間の最も常識的遊楽の一つではないか。