일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

「さっきお話ししました、私の友達。もう伺うと思うんですけれど――もう少しお邪魔していてようございましょうか」

「そうそう。――かまいませんよ」

伸子は、お茶をいれに立った。このロシア語の稽古では、浅原蕗子が本体で、伸子はおしょうばんの形であった。素子の友達が、同じ専門学校の後輩である浅原を紹介して、ロシア語を教えてほしいといって来たとき、素子も伸子も、大柄でおとなしくて口数のすくないその若いひとが、どうしてその勉強をしたいのか、よくのみこめなかった。蕗子は、その専門学校では国文科の上級にいた。はじめて蕗子が来たとき、素子がいくらか皮肉にからかうように、

「理由がないわけではないんでしょう。私なんぞにはいえませんか」

笑いながら問いつめても、蕗子は、すこし顔をあからめて居心地わるそうにほほえんでいるだけで、何ともいわなかった。そんなとりなしも、蕗子の場合には、いこじには感じられず、ふくらみのある人柄が印象された。蕗子は土曜日ごとに、午後の一時間半、通って来ることにきまった。蕗子が教科書を揃えるとき伸子も自分の分を買って来てもらった。

翻訳をはじめてから、素子はちょいちょいした相談相手としてフィリッポフというロシアの人と知りあいになっていた。