후리가나로 읽는 일본 고전
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はたちのエチュード
二十歳のエチュード
原口 統三
原口 統三의 二十歳のエチュード(はたちのエチュード)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,578자 · 125화면
孔子の「仁」――理想的愛。すなわち、最も豊かに生きること。
己を捨てた愛。己の全てを与える愛。――東洋人の理想。
*48
あらゆる「精神の聖なる帰依者」たちが、生命との八百長勝負をする。
ショーペンハウエルを罵倒したニーチェを、さらにまた、僕が唾棄するのだ。
西洋人が、耳をかすまいとしながらも、未練げにしがみついている必然性――僕の不倶戴天の敵だ――を東洋人は率直に言ってのける。
曰く「塞翁が馬」、曰く「盧生之夢」、曰く「世短意常多」と。
*49
祇園精舎の鐘の音は、ヨーロッパの天地にも鳴っていたのだ。
*50
西欧的精神への一考察。
自我を守ろうとするあの暴君的意欲はギリシャ以来、ヨーロッパ文化の一底流をなしている。
ニーチェの眼は「愛」と「自我」とが極点においては全く対立することを看破しなかった。ここに彼の思想の壮烈な虚妄がある。ニーチェは、より大きな慈愛を抱くことが、より自我に忠実にあることだ、と考えた。
しかし、「自我」に忠実であろうとすればするほど、われわれは「愛」を拒絶しなければならぬ。生きるとは愛することであるのを知っていたニーチェは、このことを明確に示しえなかった。