일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にかいから

二階から

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 二階から(にかいから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,761자 · 30화면

아오조라 문고

忰はまだ若い、十八、九であろう。

昼休みの時に、彼は語った。

自分はこの商売をしないつもりで、築地の工手学校に通っていた。もう一年で卒業という間際に父に死なれた。とても学校などへ行ってはいられない。祖母は父の弟の方へ引取られたが、家には母がある。弟がある。自分は父と同職の叔父に附いて出入先を廻ることになった。これも不運で仕方がないが、親父がもう一年生きていてくれればと思うことも度々ある。自分と同級の者は皆学校を卒業してしまった。

あきらめたというものの、彼の声は陰っていた。私も暗い心持になった。

しかし人間は学校を卒業するばかりが目的ではない。ほかにも色々の職業がある。これからの世の中は学校を卒業したからといって、必ず安楽に世を送られると限ったものではない。なまじい学問をしたために、かえって一身の処置に苦むようなこともしばしばある。親の職業を受嗣いで、それで世を送って行かれれば、お前に取って幸福でないとはいえない。今お前が羨んでいる同級生が、かえってお前を羨むような時節がないとも限らない。お前はこれから他念なく出精して、植木屋として一人前の職人になることを心掛けねばならないと、私はくれぐれもいい聞かせた。