일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごべんのつばき

五瓣の椿

山本 周五郎

山本 周五郎의 五瓣の椿(ごべんのつばき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,721자 · 296화면

아오조라 문고

の主人、源次郎だということを申上げるつもりだ、ということをはっきり云ってやった。

――このためにあの人が一生苦しみ、死ぬまでおろすことのできない重荷になるように、と思ったからです。

わたくしはいま「むらた」の離れでこれを書いているが、初めて寮へ火をつけたときのような、張り詰めた気持はなく、むしろ恥ずかしさと、自分が僭上だった、というおもいで苦しんでいる。

――御定法で罰することのできない罪。

あのときはそう書いたし、そう信じて疑わなかったけれども、御定法に代って「自分が罰する」自分が罪を裁く、などと考えたことは誤りであった。もっとも憎んでいるじつの父を「生かしておこう」と思ったとき気づいたのだが、人を殺すことは罰することでもなく、罪のつぐないをさせることでもない。その人の罪は、御定法で罰せられないとすれば、その人自身でつぐなうべきものだ、ということに気がついたのである。

――だが母だけは死ななければならなかった。

母の血のながれているわたくしも死ななければならない。その覚悟は初めからできている、磔でも火焙りでもいい、早くお裁きを受け、処刑されて、あの世の父のところへゆきたいと思う、いまはそれだけが願いである。