일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごべんのつばき

五瓣の椿

山本 周五郎

山本 周五郎의 五瓣の椿(ごべんのつばき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,721자 · 296화면

아오조라 문고

三日にいちどくらいの割で、中村座の楽屋へ寄ってみたが、おりうからの「知らせ」はなく、ふところは苦しくなる一方であった。まるでみんなが牒し合せでもしたように、お由もあのまま寄りつかない。残した道具や衣類にみれんはないとしても、あいそづかしの一と言くらい云いに来る筈である。――そうすれば小遣いのちっとはねだれるんだ、と蝶太夫は心の奥で呟いた。万一にも、おりうがこれっきりよりつかないとすれば、お由とはっきり別れてしまうわけにはいかない。お由は世帯持ちもいいし、困ったときの金のくめんも上手だ。

「お由と手切れになるのはまずいな、うん」と蝶太夫は思案し直すように呟いた、「どっちにしろいまはまずい、いちおう紐を付けておくほうがいいだろう」

彼は柳橋へゆく気になった。

柳橋にはお由の姐さんに当るお政がいる。身を寄せるとすればまずお政のところであろう。そう思い立ったとき、中村座の狂言がつき替って、常磐津は出ないことになり、彼のからだもあくことになった。それは十一月十日のことで、蝶太夫はすっかり慌てた。

「なにもかも見当が外れやあがる、おかしいな」彼は不安そうに呟いた、「みんながおれを覘って、おれの物を一枚ずつ剥いでゆくようじゃないか」