일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じんがいまきょう

人外魔境

小栗 虫太郎

小栗 虫太郎의 人外魔境(じんがいまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 101,713자 · 205화면

아오조라 문고

の言葉を読む白痴のケティ、その彼女を連れて魔境のなかへ消えようという……このケルミッシュの探検ほどおよそ奇怪なものはない。

折竹は、それから懸命にダネックを説いた。途中は、麗江のあたりから二万フィート級の嶺々が、約七、八百キロのあいだをぎっしりと埋めている。それに、KoLo のように慓悍な夷蛮はあり、ともかく西域夷蛮地帯をゆくには経験に富んだ、ダネックのようなエキスパートを俟たねばならぬ。しかし、ついに折竹は相手を説き伏せた。名を、ダネック探検隊とするということにして、ともかく、名利心を釣り納得させたのである。よかったと、彼はホッと吐息をした。これで、いよいよ援蒋ルート遮断の日も近いと、ひそかに故国の神へ折竹は感謝した。

これには、富有なケルミッシュが全資産を注ぎこみ、いよいよ準備成った翌年の三月、蜿蜒の車輛をつらねる探検隊が察緬をでた。そこから大理、大理から麗江、じつにそこが西域夷蛮地帯の裾だ。北緯二十六度、V字型の谿には根樹の気根、茄苳、巨竹のあいだに夾竹桃がのぞいている。

「おい、どうした君、歩けないかね」

ケルミッシュが、おそらく老年の豹でもあるいたらしい泥濘の穴に足をとられ、ぺたりと、面形を地につけ動けなくなってしまった。