후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
こんにちのぶんがくのてんぼう
今日の文学の展望
宮本 百合子
宮本 百合子의 今日の文学の展望(こんにちのぶんがくのてんぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,109자 · 83화면
附記
今日の文学を語る上からは、当然小説以外の諸ジャンルの現実にふれなければならない。筆者の勉強はそこにまで到っていない。その点については読者の寛恕を乞わなければならない次第であると思っている。ただ、最近「新万葉集」の選定が完結し、既に第一巻は出版されていることに一言ふれたい。「新万葉集」の選定されるに到った動機には、同質ならざる二様の意図が作用していたと思われる。一つは、明治・大正・昭和に亙る聖代に日本古来の文学的様式である和歌の歩んで来た成果を収めて、今日の記念とする意味であり、他方には純粋に歌壇の歴史的概括としての集成の事業である。
この「新万葉集」のために歌稿をよせた作者の数は一万八千人であった。合計三十七万五千首という尨大な数の中から、十人の現歌壇人の選者によって、選がされた。選者の一人である窪田空穂氏の選後の感想には、今日の文学の問題として様々の意味から深い感興をよびおこすものがある。
第一に選者をおどろかしたのは、和歌というものに反映している生活様相と心境との複雑さと、そのことに於て光彩を放っている作品の多さであった。
歌材の上から見ても、第一に多いのは社会人としての意識の下に詠まれたのが多く、大体それぞれ職業を通じて、そのことにふれている。