일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えせものがたり

似而非物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 似而非物語(えせものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,817자 · 64화면

아오조라 문고

かれらの眼つきも表情も、立ち居の動作もひどく緊張し、全身が絶えずぎらぎらしているようにみえた。三之木三郎はやはり木剣と睨みあっていたが、彼の熱心さは殆んど頂点にまで昂まり、相手が宙にぶら下っているだけのただの木剣だったから、五人組の娘たちは、

――あの人あ脳を患ってるじゃねえかえ。

などと云うくらいであった。

二之木が去ったことについて、杢助にはかくべつ感想はなかった。が、それから十日ほどして、第二の出来事が起こったときは、彼は感想なしではいられなかった。ちょうど四之木が肩を叩いているときであったが、谷から吹きあげて来る新秋の風に、杢助がふとくしゃみをもよおした。寛げた衿からふところへやや肌寒い風がはいったためらしい、われ知らず相当に大きなくしゃみをした。すると四之木の躯がぎくりと硬化し、肩を叩いていた手が動かなくなった。そして、杢助がどうしたのかと振向こうとしたとき、四之木四郎はぱっと立って、庭へとびおりた。じつにすばやい動作で、庭へとびおりるなり(二之木二郎と同じように)土下座をし、両手を地面へついてこっちを見あげた。

「有難きただいまの御くしゃみ」