후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さくひんのテーマとじんせいのテーマ
作品のテーマと人生のテーマ
宮本 百合子
宮本 百合子의 作品のテーマと人生のテーマ(さくひんのテーマとじんせいのテーマ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,492자 · 7화면
感化院の生活を強いられている少年が、そこにいたたまらず脱走しようとする。そして、やっと逃げ出すとすぐ警察でつかまる。すぐ、事務的にもとの感化院へ送りかえされる。そこで待っているのは、きびしい懲罰であろう。「新しき塩」の中に語られているように、全員に対してお八つぬきが行われ、その憤懣が、はけどころを求めて、脱走した少年を半殺しにするようなこともあるかも知れぬ。しかも、少年らは、逃げる、逃げようと欲している。感化され、馴致されることに、常に反撥している。その心持はどこから来るのであろうか。
私は、自分が、狭い、臭い格子のうちで五ヵ月、半年と暮した間に、何人かそのような、言葉をかけてその心持をきいて見たい少年らの姿を見たのである。
そもそも、現在の感化院というのは、いかなる人間的生活を目標において、不幸な、性格の弱い、均衡の失われた少年らを、感化してゆこうというのであろうか。答えは、比較的簡単に、かつ明瞭に、出されているのであろうと思う。人格のある、勤労をこのむ市民に養い育てるのが当院の目的であると。この答えに対して、少年らの胸中には、おのずから別な訴えと自棄とが活きて、羽ばたいて、彼らを、脱走へそそり立てるのではないだろうか。