일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さくがについて

作画について

上村 松園

上村 松園의 作画について(さくがについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,541자 · 11화면

아오조라 문고

間もなく会期も終るので、そのままにして置きましたところ、物好きな人がいて、あの絵をぜひ譲ってほしいと言って来ましたので、私は念のために鶯の糞で顔の汚れをふきましたら奇麗にとれたので、それを譲りましたが、犯人はそれきり判らずじまいでした。

焔

「焔」は私の数多くある絵のうち、たった一枚の凄艶な絵であります。

中年女の嫉妬の炎――一念がもえ上って炎のようにやけつく形相を描いたものであります。

謡曲「葵の上」には六条御息女の生き霊が出て来ますが、あれからヒントを得て描いたもので、最初は「生き霊」と題名をつけましたが、少し露わすぎるので、何かいい題はないかと思案の末、謡曲の師の金剛巌先生に相談したところ、「『生き霊』のことを『いきすだま』とも言うが、しかし『いきすだま』とつけても生き霊と同じい響きを持つから――いっそう焔とつけては」

と仰言いましたので、焔という字は如何にも絵柄にぴったりするので、私はそれに決めた訳です。

葵の上は光源氏の時代を取材したものですが、私はそれを桃山風の扮装にしました。

思いつめるということが、よい方面に向えば勢い熱情となり立派な仕事を成し遂げるのですが、ひとつあやまてば、人をのろう怨霊の化身となる――女の一念もゆき方によっては非常によい結果と、その反対の悪い結果を来たす