일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぞくしゅう

俗臭

織田 作之助

織田 作之助의 俗臭(ぞくしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,630자 · 70화면

아오조라 문고

やがて彼女が娘達に言ってるらしい声が聞えて来た。

「皆んな、良う聞いとくれや。お母さんが今お父さんに如何いいわれたか、聞いとくれ。お前達は皆女子や。女子は嫁に行ったら弱いもんやぜ。お母さんが良え手本や。私は出て行け言われたよって出て行きます。皆んなはお母さんと一緒に行くか、それとも、此処に居るか。えゝ? 如何いする?」

伝三郎の妻はさすがに政江を賢明だと思った。彼女は自分に子供の出来ぬのを今更ながら悲しく思った。娘達は、返答の仕様がなかったから、母親を連れてぞろ/\部屋に戻って来た。

その時、もう権右衛門の姿は部屋に見えない。さすがに娘の手前恥しかったのか、家を飛び出して、憂鬱な散歩を始めていた。

残された人々はこの場を収拾しなければならぬ。さしずめ年長者の市治郎に先ず発言権が与えられた。が、彼は恐しく無口な人である。市治郎の妻はしきりに夫の脇腹の辺りを小突くのだが、彼は冥想に耽っていた。言うべき言葉を探しているのだ。歯がゆい程である。が、かつて彼の無口な性質が非常に珍重されたことがある。――五年許以前のことだが、某官省の不用銅鉄品払下げの見積の時、市治郎が贈賄の嫌疑で拘引されたことがある。