후리가나로 읽는 일본 고전
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はいくとはどんなものか
俳句とはどんなものか
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句とはどんなものか(はいくとはどんなものか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,046자 · 99화면
そこをつかまえて其角はこの句を作ったもので、鶯は身を逆様にして初音を啼いたといったのであります。
「初音」という言葉はよく鶯に関連して用いられる言葉であります。そのうちにはその鳥に対する待ち設けの心持が十分にあります。冬の寒さは誰も余り好ましくないもので、その寒さが一日一日とゆるみかけてくると、「もう春が近い。」「もうすぐ春だ。」と誰の心もその春のくることをまち設ける、その人々の心をさながら承知しているかのように鶯は真先きかけてホーホケキョという声を洩らすものでありますから、春を待つと同じ心をもって、人々はこの鶯の啼声を待つのであります。のみならず啼声そのものも流麗な調子を備えている秋の小鳥のそれらとはだいぶ趣を異にしているので、単に春を待つという一般の待ち設けの上に、風流韻事に憂身をやつす人はさらにその初音を誰よりも先に争い聴こうとする好事的な競争をさえ生ずるようになったのであります。何もこれという用事もなくその日その日を徒衣徒食し恋をさえ遊戯視していた平安朝時代の堂上人などの中に好んで和歌にも読みこまれるようになったのであります。和歌を父母として生まれた俳句にも自然この初音という文字が踏襲され賞翫の意味がそのうちに含まれていることも争われない事実であります。