후리가나로 읽는 일본 고전
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句はかく解しかく味う(はいくはかくかいしかくあじわう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,016자 · 144화면
一つ脱いで後ろに負ひぬ衣更 芭蕉
これも旅中のことで、だんだん寒さが減じて春になり、その春もいつの間にか夏になって、著物を重ね著しているのが暑くなって来た。そこで一枚脱いでそれを背中に負って行くというのである。これが俗に世間の衣更ならば、綿入を脱いで新らしい袷と著替え、すがすがしい軽い心持になるのであるが、生涯を旅で暮らす芭蕉のような人に在っては、そういう事は思いもよらず、二枚重ねていた著物を一枚脱いで後に負うのが取りも直さず衣更になるのだというのである。
蚤虱馬の尿する枕もと 芭蕉
これも芭蕉が旅中で遭遇した事実で、非常に汚い百姓家に泊った。そうすると蚤や虱が盛んに食って痒くって眠れない。また馬小屋がすぐ隣なので、その馬のジャアと小便をする音がすぐ枕許に聞えるというのである。こういう苦痛な目にあっても、昼朝暁のすがすがしい気を吸うてその宿を立出でて後はなかなかにその寝ぐるしかったその一夜がなつかしいような心持もするのである。
住みつかぬ旅の心や置炬燵 芭蕉
旅中に或家へ泊って置炬燵をしてもらってそれにあたっておる。元来旅行中の事だと思うと、その炬燵にあたっておるというような落著いた心持にふさわしくなく、其処に住みつかぬような心持がするというのである。