후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうとう
偸盗
芥川 竜之介의 偸盗(ちゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,934자 · 97화면
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次郎は、絶望の目をあげて、天上の小さな月を一瞥しながら、太刀を両手にかまえたまま、兄の事や沙金の事を、一度に石火のごとく、思い浮かべた。兄を殺そうとした自分が、かえって犬に食われて死ぬ。これより至極な天罰はない。――そう思うと、彼の目には、おのずから涙が浮かんだ。が、犬はその間も、用捨はしない。さっきの狩犬の一頭が、ひらりと茶まだらな尾をふるったかと思うと、次郎はたちまち左の太腿に、鋭い牙の立ったのを感じた。
するとその時である。月にほのめいた両京二十七坊の夜の底から、かまびすしい犬の声を圧してはるかに戞々たる馬蹄の音が、風のように空へあがり始めた。……
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しかしその間も阿濃だけは、安らかな微笑を浮かべながら、羅生門の楼上にたたずんで、遠くの月の出をながめている。東山の上が、うす明るく青んだ中に、ひでりにやせた月は、おもむろにさみしく、中空に上ってゆく。それにつれて、加茂川にかかっている橋が、その白々とした水光りの上に、いつか暗く浮き上がって来た。
ひとり加茂川ばかりではない。さっきまでは、目の下に黒く死人のにおいを蔵していた京の町も、わずかの間に、つめたい光の鍍金をかけられて、今では、越の国の人が見るという蜃気楼のように、塔の九輪や伽藍の屋根を