후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうとう
偸盗
芥川 竜之介의 偸盗(ちゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,934자 · 97화면
――場所と言い、様子と言い、中には、こじきでも住んでいるらしい。
別して、老婆の目をひいたのは、その小屋の前に、腕を組んでたたずんだ、十七八の若侍で、これは、朽ち葉色の水干に黒鞘の太刀を横たえたのが、どういうわけか、しさいらしく、小屋の中をのぞいている。そのういういしい眉のあたりから、まだ子供らしさのぬけない頬のやつれが、一目で老婆に、そのたれという事を知らせてくれた。
「何をしているのだえ。次郎さん。」
猪熊のばばは、そのそばへ歩みよると、蛙股の杖を止めて、あごをしゃくりながら、呼びかけた。
相手は、驚いて、ふり返ったが、つくも髪の、蟇の面の、厚いくちびるをなめる舌を見ると、白い齒を見せて微笑しながら、黙って、小屋の中を指さした。
小屋の中には、破れ畳を一枚、じかに地面へ敷いた上に、四十格好の小柄な女が、石を枕にして、横になっている。それも、肌をおおうものは、腰のあたりにかけてある、麻の汗衫一つぎりで、ほとんど裸と変わりがない。見ると、その胸や腹は、指で押しても、血膿にまじった、水がどろりと流れそうに、黄いろくなめらかに、むくんでいる。ことに、むしろの裂け目から、天日のさしこんだ所で見ると、わきの下や首のつけ根に、ちょうど腐った杏のような、どす黒い斑があって、そこからなんとも言いようのない、異様な臭気が