일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せんくてきなこてんとして

先駆的な古典として

宮本 百合子

宮本 百合子의 先駆的な古典として(せんくてきなこてんとして)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,061자 · 5화면

아오조라 문고

するものと思う。

現代の婦人の翹望と努力とは、過去の或る時代に素朴に考えられていた平等化、男性化の方向とは全く反対に向っている。あらゆる女は、心から最も調和的に、最も人間らしい自然さで女らしく生きたいと希っている。花咲き溢るる女らしさの全幅をもって経済的にも精神的にも生き貫いて行くことを欲している。訳書の前がきの言葉にある通り「女子が活溌な生産的労働や仕事にたずさわって」所謂「貴女達を包む弱々しい女性らしさとは全く別性質の」美しい自他ともに幸福な「独立の気風」で朗らかに生きることを望んでいる。しかも、現実においては、今日「女子の隷属の起り得ない」「原始女性は実にその活溌な労働性の故に独立的なのであり」得る原始的社会は、訳者の云われている通り恐らく「パプア島の食人種」のところぐらいにしか残存していまい。正に近代の娘、妻、そして母たちは「実にその活溌な労働性の故に」夫婦愛より歴史性の古いと云われているその母性感情の故に、最も高度に錯綜した社会諸関係の辛苦にふれているという深刻な事実の裡にこそ、このバッハオーフェンの一巻が古典として存続し得る必然がかくされているというのは、意味深いことであると思う。