일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひかりあういのち

光り合ういのち

倉田 百三

倉田 百三의 光り合ういのち(ひかりあういのち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,439자 · 263화면

아오조라 문고

こうした印象を幾つも幼児から積み重ねつつ、美と文化との何たるかを私たちは知って来るのである。

正月には鳥追いが来、在方の農家の娘たちは催馬楽という輪舞いのようなものをおどって来た。鄙びたものだが美しかった。それから忘れられないのは「敦盛さま」である。これは美しい旗さし物を飾った御座船を肩につるし、哀愁のこもった囃に合わせて、敦盛の討死の物語詩をうたうのだ。

敦盛さまは笛の役 その姫君は琴の役

私はその歌を聞きながら敦盛と玉織姫とがこの地上の最も高貴な、美しい、若いそして滅びる故に尚さら惜しまれる一対の気がした。あまり高貴でもろいために、この地上に生きることの出来ない存在のような気がした。子供の心にもちゃんとそうしたヴィジョンが浮かぶものだ。こうした誰れからも教えられない理念が未経験の童子の心にどうして起り得るのだろう。

こおろぎと蟻の話を聞いた時にも私は何ともなく蟻が下卑て、憎々しく、こおろぎが詩的で、美しい気がした。寓話の趣旨とはあべこべのことを考えていた。これは私の詩的素質のせいであろうか。一般人間性のひとつの要請であろうか。その両方であるかも知れない。