일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いりえのほとり

入江のほとり

正宗 白鳥

正宗 白鳥의 入江のほとり(いりえのほとり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,430자 · 50화면

아오조라 문고

栄一は深入りして弟の計画の底を叩こうとはしなかったが、才次は平生胸の中にもだもだしている不満な思いを兄にこそ洩らし栄がするように感じて、何かと問わず語りをした。かなりの財産のある家から良吉を養子に欲しいと申しこんできているのだから、早くその話を極めて家の負担を減らした方がいい、わずかな財産の分配をされるよりは当人のためにもいいと言ったり、もしも夫婦養子の口があれば、才次自身たいていな家なら我慢して行ってやるつもりだ、こんなにぐずぐずして歳を取っているよりはましだからと言ったりした。弟や妹が自分の知らない英語ばかりこそこそ勉強しているのを彼れはさも目障りでならぬといったような口調で話した。

しばらく黙って聞いていた栄一は、「だけど、辰男が英語を楽みにして、一生通せるのなら、好きなようにさせといたらいいじゃないか。傍の者へ迷惑を掛けないのだから」と弁護するように言った。

「さしあたって迷惑は掛けんが、しかし、家族の一人として毎日同じ飯櫃の飯を食うとると、自然に傍の者の気を悪うすることがあるんじゃ。白痴でも狂人でもないんじゃから、ほかの兄弟並に扱わにゃならんし、なおさら始末に困るが、どうも不思議な人間じゃ」