후리가나로 읽는 일본 고전
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えんちょうのぼたんどうろう
円朝の牡丹灯籠
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 円朝の牡丹灯籠(えんちょうのぼたんどうろう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,815자 · 16화면
そこで新三郎は衣服を脱ぎ、首にかけていた彼の海音如来のお守を除った。
「伴蔵、これはもったいないお守だから、神棚へあげておいてくれ」
伴蔵はそれを大事そうに執った。
「おみね、旦那の体を洗ってあげな」
おみねは新三郎の後へ廻って洗いだした。そして、何かと云いながら襟を洗うふうをして伴蔵の方を見せないようにした。
其の時伴蔵は彼の胴巻から金無垢のお守を取り出していた。伴蔵とおみねは、お露から百両のお礼をするから、お札の他にお守を隠しておいてくれと云われているので、行水に事よせてそれを盗もうとしているところであった。
伴蔵は海音如来のお守を抜きとると、其のあとへ持って来ていた瓦で作った不動様の像を押しこんで、もとのように神棚へあげた。そして、新三郎の行水が終ると、二人はそしらぬ顔をして帰って来たが、帰って来るなり、海音如来のお守を羊羹箱の古いのへ入れて畑の中に埋め、今夜はお露たちが百両の金を持って来るから、其の前祝いだと云って、二人でさし対って酒を飲んでいた。
其のうちに八つ比になった。そこでおみねは戸棚の中へかくれ、伴蔵が一人になってちびりちびりとやっていると、清水の方からカラコン、カラコンと駒下駄の音が聞えて来たが、やがてそれが生垣の傍でとまったかと思うと、