후리가나로 읽는 일본 고전
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ふゆ
冬
芥川 竜之介의 冬(ふゆ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,723자 · 12화면
が、時間の移るにつれ、だんだん無愛想な看守に対する憎しみの深まるのを感じ出した。(僕はこの侮辱を受けた時に急に不快にならないことをいつも不思議に思っている。)
看守のもう一度呼び出しに来たのはかれこれ五時になりかかっていた。僕はまたアストラカンの帽をとった上、看守に同じことを問いかけようとした。すると看守は横を向いたまま、僕の言葉を聞かないうちにさっさと向うへ行ってしまった。「余りと言えば余り」とは実際こう云う瞬間の僕の感情に違いなかった。僕は巻煙草の吸いさしを投げつけ、控室の向うにある刑務所の玄関へ歩いて行った。
玄関の石段を登った左には和服を着た人も何人か硝子窓の向うに事務を執っていた。僕はその硝子窓をあけ、黒い紬の紋つきを着た男に出来るだけ静かに話しかけた。が、顔色の変っていることは僕自身はっきり意識していた。
「僕はTの面会人です。Tには面会は出来ないんですか?」
「番号を呼びに来るのを待って下さい。」
「僕は十時頃から待っています。」
「そのうちに呼びに来るでしょう。」
「呼びに来なければ待っているんですか? 日が暮れても待っているんですか?」
「まあ、とにかく待って下さい。