일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こおるアラベスク

凍るアラベスク

妹尾 アキ夫

妹尾 アキ夫의 凍るアラベスク(こおるアラベスク)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,278자 · 20화면

아오조라 문고

てっとりばやく云えば、ちょっと歩きながら挙手の礼をしているのを横から見た形であるが、それにしては手が顔と離れすぎているから、むしろ右手を高くあげて、それを自分で眺めていると云った方がよく、埃及の薄浮彫に似ているようでもあれば、生理学の懸図の姿勢に似ているようでもあり、その平凡な謎の如き姿勢が、妙に暗示的な、無気味な、神秘な感じをもって迫るのだった。そして処々に出来たひびのような氷の筋や無数の小さい泡粒や、それから唐草模様の緑の葉の一つ一つが、強い橙色の電光を受けて、微妙な神秘な光を発しているさまは、まるで世界中のダイアや水晶や翡翠や琥珀を一つに溶かして、その沸騰最中を急に冷却して固めたように美しかった。三人はひとしきり麻痺したように佇んで、驚きと、畏敬と、賛美と、恐怖のまじった心で、この尨大な、光る氷の宝石を眺めた。

そして暫くして、やっと氷から眼を離して足元を見ると、そこに劇薬を嚥んだらしい銀三が、かすかな微笑さえ浮かべて、石の如く凍って倒れていた――結婚の饗宴にでも出かけるような燕尾服を着て……。

(一九二八年一月)