일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅっけものがたり

出家物語

坂口 安吾

坂口 安吾의 出家物語(しゅっけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,838자 · 28화면

아오조라 문고

明るい電燈の下で、平気で裸体を見せて一枚一枚ゆっくり寸の足りないシャツみたいなものをつけるなどとは、たしなみのないことだけれども、そうかと思うと、遊びに就ては、娘のようにウブで激情的であった。芸者のようにスレているくせにタシナミだけ発達しているのに比べると、こっちの方がどんなにカザリ気がなくて、情が深いか知れない。そのうえ芸者の裸体などはカジカのように痩せていたり、反対にふとっていたり、着物の裾に隠れているからいいようなものゝ湯殿へ裾をまくって背中を流しにはいってくるのを見たゞけでも興ざめるほどの大根足であったりするのに、キヨ子の裸体は飾り窓の中の人形のように手脚がスクスクのびていて、白く、なめらかであった。顔を見ると、三十五の年齢が分るけれども、白いなめらかなスクスクとのびたからだには年齢がない。幸吉は見あきなかった。

いつまでも引きとめるわけに行かないので、幸吉も仕方なしに衣服をつけて、

「じゃア、なるべく早く式をあげよう。河岸の魚の値段がハネ上るほど盛大な催しをやろうじゃないか」

キヨ子は返事をせず、靴下をはいていたが、

「今夜のこと、オバさんに話しちゃ、いやよ」