일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん

列強環視の中心に在る日本

大隈 重信

大隈 重信의 列強環視の中心に在る日本(れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,124자 · 10화면

아오조라 문고

天賦の大なる才力を有し、而して自己衒揚と積極的自己感情の情緒とを、多分に有する権力ありて馬鹿なる一貴公子を想像しみよ。而して、この貴公子が、かつて誰よりも抑制されず、矯正されず、また批評もされず、他の人間をことごとく意のままに支配する様な境遇に在ると想像しみよ。この様な貴公子の自己本位的情操は、必然、傍からは手の付かぬ高慢の形になって現れるであろう。即ち、絶えず、彼の身辺の者の柔順、感謝、称讃という様な態度に依って甘やかされたる高慢の形になって現れるであろう。この高慢の情操の中に組織さるべき唯一の性向は、積極的自己感情、即ち驕慢心、及び忿怒(彼に対して、ある者が、服従もしくは柔順の態度を誤って粧わなかった時に、彼の忿怒は必ず惹起されるから)というが如きものであろう。

彼の自己意識は、強く且つ優れたものかも知れぬけれども、その内容は何時までも貧弱であろう。何となれば、ほとんど自覚の進歩を謀る事が出来ぬからである。彼は自分に対する他人の批評を聞く機会も、またそれに興味を持つ様になる機会も、共にほとんど無いであろう。そして、彼自ら自己の品性や行為に対して反省する事も滅多に無いであろう。