후리가나로 읽는 일본 고전
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はつこい
初恋
矢崎 嵯峨の舎
矢崎 嵯峨の舎의 初恋(はつこい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,226자 · 39화면
「いかがでござりまする、ちと小屋へいらしッて御休息をなすッては。はいはいいや誠にむさくるしいところで……が……渋茶でも献じましょう。こりゃ八助、何かを取り揃えて持ッて参れ、身共は小屋へ参るから。さ御案内致しましょう」
時刻は八ツごろでもあッたか、この辺は一面の杉林で、梢の枝は繁りに繁ッて日の目を蔽すばかり,時々気まぐれな鳩が膨れ声で啼いているが、その声が木精に響いて、と言うのも凄まじいが、あたりの樹木に響き渡る様子、とんと山奥へでも往ッたようで、なんとなく物寂しい。林中の立木を柱に取ッて、板屋根をさしかけたほッたて小屋,これは山方の人たちが俄雨に出遇ッた時、身をかくす遁れ場所で,正面には畳が四五畳、ただしたたというもみのないほどの汚ならしいやつ、それから前が土間になッていて、真中に炉が切ッてあろうという書割。
母と、森と、勘左衛門の三人が三鉄輪に座を構えて、浮世雑談の序を開くと、その向うでは類は友の中間同志が一塊となッて話を始めた,そこで自分は少し離れて、女中連の中へはいり込み、こちらの一方へ陣取ッた。
「秀さん」娘は笑いながら、「あなたどのくらい採りました、お見せなさい。