일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんきょう

剣侠

国枝 史郎

国枝 史郎의 剣侠(けんきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,961자 · 310화면

아오조라 문고

低級の観客の趣味に、巧みに迎合させていた。講釈場もあれば水芸、曲独楽、そんなものの定席もできていた。

曲独楽の定席の前まで来て、浪之助はちょっと足を止めた。

しばらく思案をしたようであったが、木戸銭を払って中へ入った。

こんなものへ入って曲独楽を見て、口を開けて見とれるという程、悪趣味の彼ではないのであったが、以前にここの娘太夫で、美貌と業の巧いのとで、一時両国の人気を攫った、本名お組芸名源女そういう女と妙な縁から、彼一流の恋をした。ところが今から一年ほど前に、不意にその女が居なくなった。悪御家人の悪足と一緒に、駆落ちしたのだという噂があったり、養母に悪いのがついていて長崎の異人へ妾に売ったのと、そんな噂があったりしたが、とにかく姿を消してしまった。浪之助は妙にその女には、かなりの執着を持っていて、姿を消されたその当座は、ちょっと寂しく感じたりし、もうその女がいなくなった以上、そんな曲独楽なんか見るものかと、爾来よりつきもしなかったが、今日は彼の心の中に、昔なつかしい思いが萌えた。そこで、木戸をくぐったのである。

桟敷と土間もかなりの入りであった。