후리가나로 읽는 일본 고전
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ほっかいのはくちょう
北海の白鳥
小川 未明
小川 未明의 北海の白鳥(ほっかいのはくちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,010자 · 7화면
「朕は、もっとそれ以上のもの、永久の平和を求めているのじゃ。早く、朕を石になり、草になり、汝の魔法でしてもらいたい。」といわれました。
このとき魔法使いは、つえを上げて王さまをたたきますと、不思議や王さまの姿が消え失せて、そこには一個のはまぐりが残りました。
魔法使いは、はまぐりを見て、また空を見ました。そして、どこにか立ち去ってしまいました。二、三日たつと、空を一羽のわしが、高らかに下を見おろしながら飛んできました。そして、はまぐりを見つけますと、すぐに降りてきて、それをくわえ、北を指して、はるかに飛んでゆきました。
わしは夜となく、昼となく、幾日か、北へ旅をしました。砂漠を越え、山を越え、陸を越えて、青々とした海の上を飛んでゆきました。
北にゆくにしたがって、海の水はますます青くなりました。空の色はさえてきました。岩が鋭くそびえて、荒波が打ち寄せていました。ちょうどその上へきかかったわしは、くわえているはまぐりをはるか下の岩に向かって落としました。すると、はまぐりは岩に当たって微塵に砕けました。同時に雪のような白鳥が、無数に飛びたったのであります。