후리가나로 읽는 일본 고전
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オチフルイかいじゅうろうてがらばなし
十二神貝十郎手柄話
国枝 史郎
国枝 史郎의 十二神貝十郎手柄話(オチフルイかいじゅうろうてがらばなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,035자 · 254화면
何んて馬鹿な真似をやらかすんだ。……素裸体とは呆れたなあ。……珠太郎殿、お解りですか、あいつは女ではありませんよ。……オイ――勘介、女勘介、他の連中にも云ってやれ、まごまごみよし屋の寮なんかにいるなと! ……」
同じ夜我輩は館林様を連れ出し、月夜を賞しながら彷徨った。
「誰かが先駆者にならなければいけない」
館林様は我輩に説いた。
「貝を吹き旗差し物をかざし、進む者がなければいけないのだ。でなければいつまでも悪い浮世は悪い浮世のままで居縮んでしまう」
「そこであなた様が先駆者となって、事を起こそうとなさいますので?」
「うん」と館林様は仰せられた。「まずそう云ってもいいだろう」
四
「結構なことではございますが。……」我輩は故意と皮肉に云った。「先に立って進むはよろしゅうございますが、さて背後を振り返って見て、従いて来る者のないのを見た時、寂しさ一層でございましょう」
「馬鹿な」と館林様は一笑した。「裏切られたらと云うのだろうが、わしの部下にはそんな者はいない。裏切り者など一人もいない」
振り返って見ると灯火の光が、まだ丸田屋の夏別荘の、大広間から射していた。