후리가나로 읽는 일본 고전
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オチフルイかいじゅうろうてがらばなし
十二神貝十郎手柄話
国枝 史郎
国枝 史郎의 十二神貝十郎手柄話(オチフルイかいじゅうろうてがらばなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,035자 · 254화면
「拙者代わって償いましょう」
「この深い深い林の中を西へ西へと三里余り参ると一つの大きな巌窟がござる。巌窟の中に剣がござる」
「ははあそれではその剣を持って参れと云われるのか」
「さよう」とオンコッコは頷いた。
「いと容易いことじゃ。すぐに参ろう」
こう云うと紋太夫は社殿から下りて林の中へはいって行った。
彼はズンズン進んで行く。
「ははあこれだな」
と呟きながら、大岩の前に彳んだのは、それから三時間も経った後で、永い永い南国の日も今は暮れて夜となっていた。
彼の眼前に大岩が――大岩というより岩山が、高さ数十丈広さ数町、峨々堂々として聳えていたが、正面に一つの口があってそこから内へはいれるらしい。
「内は暗いに相違あるまい。松火を作る必要がある」
紋太夫はこう思って、枯れ枝を集めに取りかかった。やがて松火が出来上がる。燧石を打って火を作る。松火は焔々と燃え上がった。
で、紋太夫は元気よく、しかし充分用心して窟の内へはいって行った。道が一筋通じている。その道をズンズン歩いて行く。
やがて一つの辻へ出た。道が二つに別れている。紋太夫はちょっと考えてから左の方へ進んで行った。