일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちよこ(さん)

千世子(三)

宮本 百合子

宮本 百合子의 千世子(三)(ちよこ(さん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,906자 · 54화면

아오조라 문고

「ほんとうにうまく行って居るもんですよ。

母はもうそりゃああ冷たいいやな中に育ったんですけど平らかな人の心持をそこねない頭を持ってるんです。

もとより私とはまるで反対に理智的な澄んだ頭を持って生れたんですけどねえ。

「貴方!」

肇は始めて千世子を呼びかけた、そしてしずかなはにかみはにかみ子供の話する様にぽつんぽつんと、

「私はそれじゃあ例外ですよ。

両親も可哀がって呉れたし、貧亡ながらそんなにあくせくしないで居られる家庭に育ったんですけど、こんなかげの多い人間が出来上ったんです。

と云ってかすかに笑った。

「そいじゃあ、貴方が自分でそうしたんじゃあありませんか。

体が弱くてらっしゃったんでしょう。」

「ええ、学齢頃までは医者にかかりづめでしたよ。

「だからですよ。

きっとそうですよ、

子供のうち弱かった子はそのまんま育っても、あんまり快活にはならない様ですもんねえ。

でもまあよく今までに御なりんなったんですねえ。

千世子は年下のものに云う様な口調で云って笑った。三人はそんなに打ちとけた話も何故かしなかった。

「ねえ笹原さん、

私達が今日はお互に初めて会ったって云うんでどっか内密なものを抱えて考え考え口をきいてますけど、若し三年も四年も御つき合して居てその時に今日の事を考えて見ればきっと何となくふき出したくなる気持がし