후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちはやかんのめいろ
千早館の迷路
海野 十三
海野 十三의 千早館の迷路(ちはやかんのめいろ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,829자 · 50화면
この水銀灯の光だ。カズ子さん、このままあなたがこの小路を奥へ駆込めば、あなたの首はすっとんで、あたり一面はそれこそ唐紅ですぞ」
「まあ、恐ろしいことを仰有る」
「これを見てごらんなさい」
帆村は前へ三歩進んで、洋杖を前方へ斜に突出し、それから徐々にその洋杖を奥の方へ深入りさせた。すると発止と音が鳴ったと思うと鋼鉄製の洋杖が石突のところから五寸ばかりが、すっぱりと切れて飛び、壁にあたってから下に落ちた。春部はびっくりしたが、訳が分らない。
すると帆村は、洋杖を一旦引いてから、右側の壁にひそんでいるプロペラの兄弟みたいなものを指し、
「こいつが曲者なんです。こいつはここにひそんでいると見せて、実はあの軸を中心に、すごい勢いでプロペラのように廻っているのです。それがわれわれに見えないで、じっと静止しているように見えるのは、水銀灯のいたずらです。この水銀灯は恐らく千分の一秒だけ点火し、あとの千分の一秒は消えているのでしょう。そして千分の一秒点火したときだけ、ここを照らし、あの殺人回転刀――あのプロペラの兄弟のようなのがそれです――殺人回転刀を照らすのです。そのとき回転刀は、いつもあの位置にいるのです。