일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なんぼくのとうかいどうよつやかいだん

南北の東海道四谷怪談

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 南北の東海道四谷怪談(なんぼくのとうかいどうよつやかいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,555자 · 34화면

아오조라 문고

伊右衛門は其の夜遅くなって喜兵衛がお梅を伴れて来たので、祝言の盃をしたところであった。

「どうじゃ、お梅」

伊右衛門はお梅の枕元へ座って、恥かしそうに俯向きになっているお梅の顔を覗きこんだ。と、お梅が、

「伊右衛門さま、どうぞ末なごう」

と云って顔をあげたが、それはお梅でなく物凄いお岩の顔であった。

「あ」

伊右衛門は傍にあった刀を脱いて斬りつけた。首は刀に従って前へころりと落ちたが、落ちた首はお梅であった。

「やっぱりお梅であったか」

伊右衛門はうろたえて隣の室へ飛びこんだ。其処には喜兵衛が嬰児を抱いて寝ていた。

「喜兵衛殿、たいへんじゃ」

伊右衛門は喜兵衛を起した。それは喜兵衛でなくて嬰児を咬い殺して口を血だらけにしている小平であった。小平は伊右衛門を見た。

「旦那さま、薬をくだされ」

伊右衛門は飛びあがった。

「わりゃ小平め、よくも子供を殺したな」

伊右衛門の刀はまた其の首に往った。同時に首はころりと落ちたが、それはやっぱり喜兵衛の首であった。

「さては、死霊のするしわざか」

其のまわりには青い火がとろとろと燃えていた。

伊右衛門は刀を揮り揮り門口へ往ったが、門口の戸がひとりでにがたりと締って出られなかった。