일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なんぽうゆうしん

南方郵信

中村 地平

中村 地平의 南方郵信(なんぽうゆうしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,899자 · 42화면

아오조라 문고

しかし、すぐに体の重みに耐えかねたように、庇に体をぶっつけて、地上に落下してしまった。呆気にとられて、爺さんは眺めていたが、雌鶏は幾度もとんでは落ち、とんでは落ちしていた。

犯罪者がどうなったか、首尾を見るために、旦那は庭下駄をつっかけて、そこへやって来た。哀れな、痛々しい鶏の運動をひと眼見ると、旦那はそこにたちすくんでしまった。そして、自分のはじめの命令は棚にあげて、爺さんをどなりつけてしまった。

「わりゃ、なんちゅう非人情なあんぽんたんじゃ。ひとが右向けといえば右をむき左をむけといえば左を向き、ひとに言われて、していいことと、してわるいことの区別がある位のことが、わりゃその齢になってまだわからんのけ」

旦那の家人に対する態度は、万事この調子である。

だから何事でも思った通りを無遠慮に言ってのける勇気があるのは、三太一人である。三太は頭の鉢がひらいていて性質は快活であるが、ぎょろりとした大きな眼玉を、いつもずるそうにきょとつかせている。旦那が怒って

「押入れのなかに、入れてしまうぞ」

と、どなりつけたりすると、自分で押入れの襖をあけ、のこのこと先に入りこんでしまう。