후리가나로 읽는 일본 고전
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なんきょくき
南極記
久生 十蘭
久生 十蘭의 南極記(なんきょくき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,753자 · 35화면
前人の酸苦も死も、もろとも一と蹴りに蹴りつけ、なんの遠慮もなく、苦もなく渋滞もなく、陽気な大騒ぎをしながらやってくる……
「なんという民族なんだろう」とバード大佐は呟いた。
極地を飛行機で飛びまわることは、かねて地理学者の間で物笑いの種になっている。やはりこのフォッカー機で北極の往復飛行をやり、アムンゼンがノルゲ号で北極横断飛行に成功したその年、大英学術協会の総会がリーズ市で開かれたとき、地理学部長のルドモア・ブラウン博士が両極地方の地理学上の諸問題という講演でこのことに触れている。
「高緯度地方の探検に、飛行機や飛行船が用いられるようになったのは、時代の流れからいっても当然な成行だが、今日までのところでは、行動が派手だというだけで、たいして研究上の成果は得られなかった。ノルゲ号の搭乗者が高速飛行の途次に瞥見したものは、氷に蔽われた海だけであり、陸上の上を飛んだときも、ここは氷海にあらずという、ありきたりの確認をしたほか、なんら重大な事実を発見しえなかった。バード大佐の北極往復飛行は、そのコースにはじめから陸地のないことがわかっていたから、学術的価値は更に低いものであった。