후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
らんとうばのてんにょ
卵塔場の天女
泉 鏡花
泉 鏡花의 卵塔場の天女(らんとうばのてんにょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 47,251자 · 94화면
」
「買おう。」――
言った通り、荷造りを頼むなり、受取るなり――楽屋へは持って行けないから――もう一度来るとして、それから三人で舞台に向った。
楽園と云うのだそうである。諸侯の別業で、一器、六方石の、その光沢水晶にして、天然に簫の形をしたのがある。石燈籠ほどの台に据えて見事である。そのほか篳篥などは、いずれあとから擬えたものであろうが、築山、池をかけて皆揃っている。が、いまその景色を言う場合でない。
表入口を、松原越の南の町並に受けて、小高く、ここに能楽堂がある。八郎は稚い時、よく出入をして知っているので、その六方石を私に教えようとして、弾かれたように指を引いた。直ぐそれから、池の石橋を一つ、楽屋口へ行くと、映山紅、桜の根に、立ったり踞んだり、六七人むくむくと皆動いて出た。真中に、尖った銀杏返で胸を突出しながら、額越に熟とこちらを視たのは、昨日のお久という人で、その両傍から躍り出した二人の少年が、「久の息子です、伯父さん。」「伯父さん僕です。」「橘さん、久の娘の婿ですよ。」と続いて云ったのは、色の白い、にやけた男で、しょたりと裾長に、汚い板草履は可いが、青い友染の襦袢の袖口をぶらりと出している――弱った――これが蒔絵師で。