후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
三好 十郎의 叢書名著の復興1 恐怖の季節(きょうふのきせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,544자 · 508화면
立直って再び襲いかかって来る博徒等が、七人になっている。見ると、うしろの方に一人斬られて倒れている。――間。無言の対峙。ジリジリと左へ廻り込む仙太。この時、博徒の円陣の右から二番目に構えている男の裸の肩の辺から腹帯へかけて一筋血がプツプツとにじみ出して来て、見るまに腹帯を赤く染めるのと同時、トットットッ三、四歩前にのめってウムと低く唸って前に倒れてしまう。乱陣の中で仙太に斬られていたのを自分でも気がつかずにいたのである。間。ウッ! と叫んで滝次郎、飛込んで斬り下すのをはずして仙太横に払う、滝次刀身でバシッと受ける。二、三合、とど仙太の刀が一太刀滝次の腰に入る。滝次こらえて気が狂ったように真向から打下して来かかるのをかわしもしないでバッと足を払う間髪の差で滝次斬られてダッと横に倒れる。仙太も肩の辺を少しかすられている。滝次の斬られたのを見るや、にわかにおじけついた五人は、叫声を上げて、三人は右手奥へ、二人は竈を廻って花道へ風のように逃げ出して行く。仙太は追おうとはしないで、チョッとの間そのままで構えていた後、刀を下げて、あたりを見廻わす。肩で息をしている。