후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
水は目に訴える場合ばかりでなく、耳に訴える場合にもまた涼味を伴う。「音」の一字はこの場合、相当重要な役目をつとめている。
子をうんで猫かろげなり衣がへ 白雪
お腹の大きかった猫が子を産んで、身も軽げに見えるという事実と、更衣をして自分の身も軽くなったという事実とを取合せたのである。句の表は猫が主になっていて、更衣は景物のように見えるけれども、猫の身を「かろげ」と観ずる根本は、更衣をして快適になった作者の気分にある。季節の上からそれが一致することはいうまでもない。
「子をつれて猫も身がるし……」となっている本もあるが、これだと単に子を産んだという事実だけでなしに、その子を連れてそこらを歩いているという猫の動作が加って、句の上の景色が多少複雑になって来る。いずれにしても、そういう軽快な猫の様子と、更衣の気分とを併せて一句の趣としているのである。
山ごしの豆麩も遅し諌鼓鳥 怒風
「豆麩」というのは豆腐のことである。腐の字は感じが悪いというので、泉鏡花氏などは「豆府」と書いていたが、古人はしばしば「豆麩」の字を用いているかと思う。
山を越した向うの里から豆腐を売りに来る。