후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
清らかな神域の砂を踏むような場合、新しい藁草履は他の何よりも処を得た穿物でなければならぬ。作者は背景となるべき場所も描かず、現在藁草履を穿いている様も叙べず、藁草履の新なことにも言及せず、ただ「元朝にはくべき物や」という風に語を下し来ったため、やや観念的に堕した嫌はあるけれども、元日に藁草履を捉えた著眼は決して捨つべきではない。憾むらくは元日気分との調和にとどまって、藁草履の趣があまり発揮されていないことである。
参宮の小幡どまりや明の春 里東
小幡という地名は方々にあって、どこを指したものか、はっきりわからない。尾張の東春日井郡にもあれば、近江の神崎郡にもある。伊勢の三重郡には大治田と書いて「オバタ」と読む地名があって、一に小幡にも作る。二条院讃岐の知行だった時代、富田基度のために押領されたのを、鎌倉に愁訴して旧に復したなどという由来も伝えられている。更に伊勢の度会郡には小俣という村があって、「オバタ」と読む。宮川の西岸で、宇治山田とは橋一つ隔てているだけだとある。作者は膳所の人だから、どれが一番適当かわからぬが、参宮の因を以て見れば、あるいは最後のそれを挙ぐべきであろうか。