일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면

아오조라 문고

という一場の光景を詠むべきである、というのである。「背戸から」の句は偶然その一方のみを叙した実例になっている。

蓮の葉のいよ/\青し花の跡    柳燕

こういう句は季題に拘泥して分類すると妙なことになる。蓮というものは夏になっており、花という文字も使ってあるから、さし当り夏の部に入れて置くのが便宜のようでもある。しかし『八重葎』という俳書がこれを秋の部に入れたところを見れば、花の咲かなくなった蓮で、秋の句になるのであろう。蓮の実は秋の季題にあるが、花の跡だから実ということにすると、いささか理窟っぽくなる。季はわかっているにかかわらず、分類に面倒な句である。

花は咲かなくなったが、蓮の葉は依然青い色をしている。秋だからといって直に葉の衰というところに考え及ぼすのは、自然に参せぬ、概念の産物である。実際蓮の葉は秋になって直ぐ破れるものではない。秋ながら青い蓮葉を描いたのがこの句の眼目であり、「いよ/\青し」の一語によって、その青さが強く浮ぶような気がする。実もそこらにあるかも知れぬが、作者はただ葉の青さに眼を注いでいるのみである。

蓮の実とか、敗荷とかいう季寄本位の観念を離れて、秋天の下にいよいよ青い蓮葉を見る。